二重矢板式護岸 - 特開2002−206221

  E 固定構造物 / E02 水工;基礎;土砂の移送

発明の名称 二重矢板式護岸
発明者 【氏名】鈴木 操
【氏名】南部 俊彦
【氏名】水谷 慎吾
【氏名】岡田 哲一
【氏名】山村 和弘
【氏名】岸 真裕
課題・構成 【課題】コストが安く汚染物質の外水域への拡散を防止できる二重矢板護岸を得る。

【解決手段】鋼矢板1,3を2列状態で複数連結して水底地盤7,9に立設してなる埋立地の二重矢板式護岸において、2列の鋼矢板1,3間に充填された不透水性の中詰め材11と、鋼矢板1,3間の水底地盤7に連通する通路15と、通路15に圧縮空気を供給するための圧縮空気供給手段17とを備えた。
特許の簡易説明 【請求項1】 鋼矢板を2列状態で複数連結して水底地盤に立設してなる埋立地の二重矢板式護岸において、2列の鋼矢板間に充填された不透水性の中詰め材と、前記鋼矢板間の水底地盤に連通する通路と、該通路に圧縮空気を供給するための圧縮空気供給手段とを備えたことを特徴とする二重矢板式護岸。
【請求項2】 一端側が鋼矢板間の水底地盤に連通すると共に、他端側が埋立地側の想定される最高地下水位よりも高い位置まで延出する水路と、該水路の上部に設けられた水栓とを備えたことを特徴とする請求項1記載の二重矢板式護岸。
【請求項3】 一端側が鋼矢板間の水底地盤まで連通すると共に、他端側が想定される埋立地側の最高地下水位よりも高い位置まで延出する水路と、該水路内の水位を検出する第1水位検出手段と、埋立地の地下水位を検出する第2水位検出手段と、これら第1,2水位検出手段の検出値に基づいて圧縮空気供給手段を駆動制御して前記水路内の水位が前記埋立地の水位より高い位置に保持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の二重矢板式護岸。
【請求項4】 鋼矢板が立設される水底地盤は、支持力を有するように砂もしくは砂礫を敷設することによって、または、砂杭もしくは砂礫杭を打設することによって改良された改良地盤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二重矢板式護岸。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処分場などの埋立地用の護岸に採用されている二重矢板式護岸に関する。
【0002】
【従来の技術】埋立地、例えば廃棄物処理場などの護岸を構築する際には、環境保全の観点から、護岸の内外の透水を遮断して、廃棄物処理場内の汚染物質が外海などの外水域に拡散するのを防止する必要がある。この必要性を満たす従来例として、特開平6−193028号公報に開示された沿岸域廃棄物処理場の護岸構造がある。この護岸構造は、図3に示すように、矢板31を一定間隔離して軟弱粘土層30を通って支持層32まで至らせて外周構造体31とし、その中に中詰め材料33を充填している。そして、中詰め材料33は、粘性土又はそれを主成分とする改良土であって、透水係数が10-5cm/sec 以下であることを特徴としている。
【0003】同公報においては、この発明によれば、中詰め材料として粘性土又はそれを主成分とする改良土であって、透水係数が10-5cm/sec 以下のものを用いるので、止水性が優れた構造となるとしている。
出願人 【識別番号】000004123
【氏名又は名称】日本鋼管株式会社
【識別番号】000219406
【氏名又は名称】東亜建設工業株式会社
代理人 【識別番号】100061273
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)

出願番号 特願2001−3388(P2001−3388) 公開番号 特開2002−206221(P2002−206221A)
出願日 平成13年1月11日(2001.1.11) 公開日 平成14年7月26日(2002.7.26)
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